森章二
書簡集
平成16年7月分です。
 ご意見・ご要望・お叱り・・なんでもけっこうです。お待ちしております。   メールはこちらからどうぞ
 書簡 その39   おいしい話・5 我が家の夏のカレー             (平成16年7月27日)
  市販のカレーのルーを指定の水の量で溶いて(鍋)おきます。
  他のものは、自分の好きなものを自由に使ってください。僕の家では、この溶いたルーに、さらに色々な香辛料
  を加えます。そこへ、挽肉(豚と牛のあいびき)を炒めて入れます。(これは使わなければ冷蔵・冷凍で保存でき
  ます)フライパンで食べる分のタマネギ・ズッキーニ・ナス・赤・黄ピーマン・オクラ・その他なんでも同じ位の大きさ
  に切って、火が均等に入るように炒め、(面倒くさかったら、いっぺんに。)軽く、塩・コショウで味をつけます。
  さらに盛ったごはんに乗せ、その上にカレーのルーを掛けて出来上がり。
  レストランも真っ青な、夏野菜カレーが簡単に作れます。ぜひ、おすすめ。
 書簡 その38   アメンボって知ってます?                    (平成16年7月20日)
アメンボ。最近、見なくなりましたね。 僕の子どものころ、雨が降ると舗装されていない、デコボコ道に大きな水溜りができて
そこにアメンボがいて、とても身近な生き物でした。飛んでいってしまうので飼うことは
できませんでしたが、親しみを持って、追っかけたものです。
都市部にいるのはナミアメンボですが外に日本には20種類以上いて、そのいくつかは
絶滅危惧種になっています。
近年、都会ではほとんど見ることの出来なくなってしまった水生昆虫。
ミズスマシ・ゲンゴロウ・タイコウチ・コオノムシ・ミズカマキリ・ヤゴ・タガメなどなど。
夢中になって追っかけました。学校のプールの水抜きの日には皆、網を持って集まった
 のを覚えています・・・・。子ども達が生活の中で、もっと自然に触れる機会があれば・・・。
 夏休みはおおいに遊びましょう!ただし、事故には十分注意してください。

 我が家の周りには、水生植物の鉢やカメがいくつか置いてあるので、蚊防止のため、水生昆虫を採ってきたり
 買ってきたりして飼っているのですが、秋には飛んでいってしまいます。永く飼うことはできませんが、いつか産卵
 のために戻ってこないかなぁと思いながら毎年・・・・。ヤゴは年によって自然に生まれることがあります。
 書簡 その37   薬味で夏バテ回避                        (平成16年7月18日)
 猛暑で食欲がなくなると、ついついソーメン・ヒヤムギ・ザルソバ等、喉越し良いもので済ましてしまう。
 そして栄養不足になる。補うのは薬味が一番。薬味といえば ネギ・ショウガが主流だが、七味にサンショ
 アオノリ、ゴマ、ナッツ類の砕いたもの、刺身のツマに付いてくるシソの実やタデ、大根おろしやニンジンおろし
 さらに香辛料(外国のスパイス)を少しずつタップリとってミネラル補給する事。夏野菜を食べられるカレーも良い。
 食欲がなくなるのは、体温が上がると脳が熱を抑えようとして食欲中枢にブレーキを掛けるからで、体の自然の
 摂理なのだ。しかし、汗で失ったミネラルやビタミンは補わなければならない。猛暑を乗り切るコツは、薬味で。
 どうしてもダメという人はサプリメントでも・・・。ちなみに僕はここ数年「ニンニクウコン」粒を食べています。
 書簡 その36   我が家のペット・2  ザリガニ                 (平成16年7月17日)
 5月24日にペアリングしたザリガニ君。白のオスと普通のメス(写真)。
 新しい血を入れてF2で丈夫な白ザリを作ろうと試みた第一号。
 7月のはじめに卵を持ったのに気が付いた。あまり刺激しないようにと、放っておいた。 
 月末から1ヶ月留守にするので、子どもを見ることは出来ないだろうと思いながら、今日覗いてみたら、
 親の周りに5.6匹動いている。 「ウヮー!」とよく見てみると、孵る寸前の卵が腹に80〜100個くらい、
 付いている。親にはヒレを動かして空気を送りさかんに水を動かしている。
 あまり見ていると卵を食べる危険があるので2,3日、放っておくことにする。
ペアリング中のザリガニ よーく見てください。小さな子どもです。
ペアリングしたザリガニ 小さいのが、子どもです。わかりますか?
 書簡 その35   薮入り                               (平成16年7月16日)
 僕達、子どもの頃は、東京のお盆といえば7月だったのに此の頃は何処へ行っても8月になり、帰省ラッシュ
 が起きる。そのお盆の16日。お正月の16日と、年2回「薮入り」という休日があった。丁稚奉公をした者達が
 近い者は親元に帰り、遠い者は雇い主に連れられて芝居見物に行ったりすることができた1日。(親元に帰っても
 1泊だけ)。落語の「薮入り」という噺に、親元での出来事は出てくるが、実は奉公先では辛いことばかりだった
 ようだ。11,2才で奉公に出て一人前の手代になるまで10年、その間、寝具は店のせんべい布団、私物の布団
 が許されるのは8年目から掛け布団を、そして10年経ってからやっと敷布団が許されるようになる。
 着るものとなれば、夏は木綿の単衣と手ぬぐい、冬はやはり木綿の袷せと手ぬぐい、足袋が3足支給されるだけ。
 粗末な食事で朝から晩まで雑用に追われて働きずめ。さぞ大変な事だっただろう。
 そんな生活での休日、嬉しさは想像以上に違いない。
 書簡 その34   精根尽きたら・・・                        (平成16年7月8日)※35℃
 精が尽きたら、ネバネバのあるものを食べよ。根が尽きたら根のあるものを食べよ。
 昔、何時、誰に聞いたか覚えていないが、毎年の僕の夏バテ対策は、これ。納豆・オクラ・ヤマイモ・根菜類。
 とにかく食べること。ちなみに根菜類の旬は秋から冬だと思うが今は一年中食べられるので嬉しいかぎり。
 特にネバネバのある根菜類。ハス(新しいものは糸を引きますね)、さといもは、知る人ぞ知る精のつく食品。
 誰でも知っているヤマイモ等、どんどん食べましょう!
 書簡 その33   スズムシはまだ早い!                     (平成16年7月6日)
本当は、秋の虫なんですが・・・ スズムシが突然鳴き出した。例年よりひと月以上早いのでビックリした。
4月末に孵化してゴマツブ位だったのに・・・半分以上はまだ小さいが、早く友達に分けて
あげないと、騒がしくて眠れなくなる。音色が涼を呼ぶが、過ぎたるは及ばざるが如し。

それにしても暑い。猛暑にはアブラゼミが付き物だと思うが今年はまだ声を聞かない。
 書簡 その32  西はハモ、東は生姜                       (平成16年7月4日)
 初夏になると関西人はハモを食べる。「ハモを食べんと夏はこん」と思っているらしい。
 東京は?と探したらあった。 谷中の新ショーガ。葉付きのものを洗って味噌をつけて食べる。
 子どもの頃は虫下しといって必ず食べさせられたものである。猛暑の前に旬のショーガの薬効をとって
 体調を整える。こんな素敵な習慣、しっかり残したいものだ。
 書簡 その31  スリについて、チョットだけ・・・・                 (平成16年7月3日)
 近年、外国人の集団スリが刃物や催涙ガスを持って、横行しているという。こんなものはスリとはいわない。
 切り取り、強盗である。スリとは江戸の昔より、人知れず、懐の物を抜き取る技を身につけ、技術者・職人として
 誇りを持って生きてきたヤカラである。粋を旨とし髷の元結を普通より細くし、当時素足が多い中、紺の足袋を筒長
 にして私はスリですと言わんばかりのナリをしていたという。そんなわけで心意気はすごいが、若くして捕まる者が
 多く、芝居に出てくる老スリなんてのはほとんどいなかったらしい。下げ緒抜き、たもとさがし、腰銭はずし、ちぼ等
 の別名もある「巾着切り」と称したが、同じ悪党でも、日本人は、チョット違うよね。
 書簡 その30   夏のはじまり                           (平成16年7月2日)
 今年初めてニイニイゼミの啼声を聞いた。気候不順で、動植物の動きが例年より早いと思っていたが
 セミは遅れているのか!百日紅(サルスベリ)は、もう満開。
 書簡 その29   鹿に紅葉                             (平成16年7月2日)
ホタル(蛍)の記事を読んでいてツユクサ(露草)が浮かんできた。
もう少し経つとハス(蓮)の葉にカエル(蛙)、ハスの花にトンボ(蜻蛉)等。
日本人は昔から四季折々の身近な植物に小動物を組み合わせるのが好きだ。
梅に鶯、笹に雀、藪枯らしに蜂なんて構図もある。牡丹に唐獅子、竹に虎など、
でかいものは中国からきたものだろうか。
そういえば、紅葉に鹿・・なんてのもありましたね。
花札。こんなところにも 自然を愛する、日本人の心があります。
 書簡 その28  アジサイとカタツムリ                        (平成16年7月1日)
先日、公園のアジサイ(紫陽花)に、カタツムリ(蝸牛)が上がっていた。
絵柄でよく見る光景だ。カメラが無くて、残念。

アジサイは栄養素で色が変わる。七変化と言われたりする。
日本原産は約10種類ほど。紫(青)が多いのは土壌が酸性のためだ。
最近は外国で改良された美しい赤い花を見かける。

カタツムリは世界で10000種以上。まだまだ新種が増える可能性がある。
日本には500種以上というが、どこにそんなに居るのだろう。100種類
そこそこかと思っていた。

昔カタツムリを食べた事がある。
ボール紙の箱に空気穴を開けて暗くして水だけ与え、10日間ほど脱糞させて
茹でて食べた。不味くはなかったが、日本のカタツムリには寄生虫が多いので
食べてはいけないと言われた。(大人になってからの事で辱しかった。)
食用になるのは外国でも数種類だけ。日本に輸入される食用種はヨーロッパの
エスカルゴではなくアフリカマイマイが多いそうだ。
初夏の風物詩・・・あじさい