森章二
書簡集
平成17年5月分です。
 ご意見・ご要望・お叱り・・なんでもけっこうです。お待ちしております。 
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 書簡 その121  松井誠さんの全国ツアー                    (平成17年5月12日)
 松井誠20周年記念ツアーのゲネプロを観る。劇団員勢ぞろい。とにかく豪華です。松井誠ファンの皆さんは地元公演
 をお楽しみに。
 書簡 その120  桜 (掲示板に答えて)                      (平成17年5月10日)
 今年の桜はもう終わりと思っていたら、帯広の知人から、こちらでは一昨日、雪が降って桜の開花がまた延びたとの
 知らせがありました。沖縄では泳いでいる人がいるというのに日本は広いですね。さて私が桜の古木を追いかける様
 になったキッカケですが、古くは昨年3月に「書簡集」に述べた通りですが、20数年前、盛岡の石割桜と三春の滝桜を
 観たのが始まりで、桜の本を読みあさりました。そんな中に書かれている著者の選んだ10本は、書いた人によって、あ
 まりに違いがあること。美意識というのは個人によってかなりの差があるのは当然のことですが、中には自分が見ない
 で書かれたのではないかと思う様なランク付けに、「よーし、それでは僕の目で確かめてみたい!」これが出発点です。
 主だったところで 山形県長井市の伊佐沢の久保桜(1200年)をはじめとする東北の名桜と、兵庫県大屋町の樽見の
 大桜(1000年)、島根県三隅町の三隅の大平桜(300年)、高知県吾川村のひょうたん桜(500年)ほか。まだまだ見たい
 と思っている銘木が10数本残っているので、来年 東北を一回りしたら、僕なりの名桜○○選を綴ってみたいと思ってい
 ます。
 書簡 その119  劇団「グループしぜん」                      (平成17年5月8日)
 新国劇出身で、島田正吾師の愛弟子『伊藤漢』君の主宰する劇団「グループしぜん」が31回目の公演に、島田先生
 を偲んで「瞼の母」を新しい構成で演出すると聞いて、蔵前の「浅草アドリブ小劇場」へ飛んでいく。 地頭に新国劇そ
 のままの衣装、朗読から始まって芝居に入る。制約のある劇場をふんだんに使って出演者には新国劇のニオイを出す
 ために相当な稽古を強いたなと思われる。60歳を越えた漢さんに熱いものを感じた。年を重ねた新国劇経験者には
 精一杯の試みか。若い人にはもっと翔んだ「瞼の母」を作ってほしい気もするが・・・・そんな「瞼の母」も観たいよね。
 オールドファンには懐かしさを、若い人には名作を知ってもらう意味で、沢山の人に観てもらいたい作品でした。拍手。

 漢、曰く
 人生の孤独を秘めた顔の表情。演じる手の動き、足の運び、身体全体から滲み出る色気・・・素晴らしい師匠でした。
 書簡 その118  姫京之助                              (平成17年5月5日)
 先日、浅草木馬館で姫京之助劇団を観た。客席は超満員で男性客も多い。昔懐かしい雰囲気で舞台を子供の頃
 観た大衆演劇を思い出させる楽しいものだった。若手を表に出して育てようとする姿勢が伝わってきた。ショーの
 河内音頭では連れ舞いから途中でブタイッツラ(舞台面)に座って手拍子で盛り上げる姿は素晴らしかった。
 久しぶりに大人の大衆演劇を観た気がした。
 書簡 その117  素桜神社の神代桜                        (平成17年5月1日)
 28日、5年越しの想いが叶って、八分咲きの神代桜を観ることができた。早朝に飛び出して長野インターから戸隠
 に向って走るが、標識がないのでうろうろする。この桜、国指定の天然記念物で日本有数の老木なのに、なぜか
 あまり知られていないし訪れる人も少ないようだ。それしても標識くらい立ててもいいと思う。立派な老木でドッシリ
 とした姿は流石だが、花は小振りでピンクの色も薄いので人気がイマイチなのか。(僕は好きですが)
神代桜1 神代桜2
神代桜3 神代桜4
 善光寺まで20分くらいなので、参道のお店で昼食。牟礼村に向う。地蔵久保のオオヤマザクラに対面。(2分咲き
 くらいで、チョット早かったか)
オオヤマザクラ1 オオヤマザクラ2 オオヤマザクラ3
 袖の山のシダレザクラも見事でした。
 高山村に足を延ばそうと思っていたのだが、チョット早そうなので欲張らずに次回のお楽しみにして帰ることにする。
 途中、更殖の杏の花がとても美しかった。
 書簡 その116  海野宿                                (平成17年5月1日)
 桜見物の帰り道、海野宿に寄ることにした。この宿場は夏の朝がステキなのだが、久しぶりだ。北国街道の古い
 宿場は、当時の面影を残し、以前訪れた時とあまり変わらない。お店もあるのだが商売気が、あるのかないのか、
 表に商品を並べるでもなく静かな佇まい。これが他の観光地と違ってすばらしい。写生に訪れたグループの人達
 も静かに、しかし熱心に画帳に向っていた。
 僕のおすすめの宿場は夏の海野宿と、雪の奈良井宿です。 
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