森章二
書簡集
平成18年1月分です。
 書簡 その160  大寒                                      (平成18年1月20日)

 一年中で一番寒い日。それにしても今日は寒い。負けてはならじと昨年の今頃にはもう咲いていた紅梅を
 観にデジカメ片手に近所を散策。しかし現場に着いたらデジカメは電池切れで使用不能。もっとも紅梅の蕾は
 まだ固く、動く気配なし。
 例年なら道端の陽だまりで一番に咲くオオイヌノフグリの小さな青い花もまったく見当たらない。本当に寒い日
 日が続いているが暦の上の春は、もう目の前。季節の移り変わりを見逃さない生き物たちが動き出すのを
 楽しみに、また出かけることにしよう。
 残念だったのは近年見たことのない程大きな霜柱が立っていたのに撮れなかった事です。
 書簡 その159  ローカル線その2 赤星たみこさん                    (平成18年1月16日)

 今日の毎日新聞に、赤星たみこさんが、高千穂鉄道廃止の件についての思いを詳しく書かれているので、
 ぜひ読んでいただきたい。
 情が企業では通用しなくなった時代、結果が優先される時代。努力とは結果を求めるだけの行為なのか。
 人のために、みんなのために、町のために、国のために、そんな思いは・・・・・・。
 
※毎日新聞平成18年1月16日付 連載「もったいないぞ!」より引用。
   赤星たみこさんのホームページ  http://www.akaboshi.com
毎日新聞社 もったいないぞ!  http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/mottainai/mottainaizo/archive/
 書簡 その158  雨                                        (平成18年1月14日)
 
 全国的に雪の被害が伝えられる中、関東地方、特に東京近辺には二ヶ月以上、雨らしい雨が(雪も)降らず
 近所の畑では菜っ葉類は立ち枯れ、他の野菜も成長が止まってダメージが大きかった。地方では寒さの為
 の被害で野菜の価格が高騰、台所を直撃していたが、この雨で少しはよくなるのだろうか。
 津久井の友人の所では50年ぶりに井戸水が枯れ、川の水もなくなり、雨ではなく雪が降って凍ってしまえば
 春まで水が出なくなると言う。「この年で雨乞いをするとは思わなかった」と嘆いていたが、これで少しは緩和
 されるのだろうか。水道水を嫌い、井戸水を使用していた豆腐屋さん、チョットはホッとしたのかなぁ。
 
 
 書簡 その157  ローカル線                                   (平成18年1月13日)
 
 田園風景の中をコトコト走る電車。長い間、地元の住人の足となって活躍した鉄道が各地で廃止になって
 きた。赤字路線が企業にとってお荷物であることは事実だろうが、その為の経済的な損失は計り知れない
 と言われだした昨今、また一本の路線の廃止が決まったと聞く。
 高千穂の友人から「高千穂鉄道の廃止が決まりました」とメールが入ってきました。
 観光客の足でもあった鉄道が近年の道路整備で客足が減り、赤字続きだというのだが、なくなれば客足は
 もっと減る。それよりも通勤・通学に利用していた人達はどうなるのだろうか。車だといっても免許証のない
 人もいるだろう。地元の打撃と嘆きも計り知れない。
 
 
 書簡 その156  映画三丁目の夕日                              (平成18年1月11日)

 いや〜驚きました。映画が終わって明かりが点いても一息吐くまで、誰一人
 席を立つ人がいなかった。近年こんな光景は見たことがない。たいがい、
 明かりが点く前、早い人はタイトルが始まる頃には席を立ちはじめる。
 かく言う私も早めに席を立つことが多い昨今、今日は・・・。
 作り物の背景でのリアルな演出。合成と分かっていてもどうやって撮ったんだ
 ろう思わせる風景。当たり前の生活を当たり前に描いていて先が見えている
 のに、引き込まれていく展開(転回)、最後は涙が止まらず・・・・・・。
 乗り気じゃなかった僕を「懐かしいから」と引っ張って行ってくれたカミさんに
 感謝したくなる。なんだか得 した様な気分にさせる。そんな映画でした。

 書簡 その155  会津若松の思いで                              (平成18年1月8日)
 
 津々浦々で会津若松の話をしたら、以前「会津士塊」や「山本覚馬」など会津藩に纏わる芝居で訪れたこと
 を思い出した。山本覚馬の父親役で行ったときには、大変なもてなし。当時、飯盛山を守る名物おばあさん
 がいたのだが、この人、スターさんをさておき、覚馬の親父の僕を大歓迎してくれた。次に訪れた時の僕の
 役が岩倉具視。芝居前に会った時には「良く来たね」と迎えてくれたのに、芝居後に声をかけたら、そっぽ
 を向かれてしまった。終演後、ホテルに帰る途中、何処からか石が飛んできたのには驚いた(ホントです)。
 会津人の気風を語る一番わかりやすい話かもしれない。
 書簡 その154  応援                                       (平成18年1月7日)
 
 テレビを観ていたら、雑学の番組で 応援のフレーフレーというのは、英語のバンザイや歓呼して迎えるを
 意味する hurray から変化したものだと先生が言った。僕が子供の頃に教わったのは、奮い立つの奮え!
 からフレー・フレーだと教えられた。僕の子供の頃のことだから、敵国語禁止時代の名残なのか?しかし
 奮え〜!が自然なカタチに思えるのだが・・・誰か聞いたことのある人いませんか?
 
 書簡 その153  でべら                                      (平成18年1月6日)
 瀬戸内名物で、小さなカレエをカラカラに干した物で、槌で骨を砕いて
 から焼いて食べると独特の風味で、スルメの様に噛めば噛むほど旨味
 が増してくる、たまらない一品。僕が新国劇で辰巳先生の書生をしてい
 た時だから40数年前に尾道で食べて以来の好物だが、久しく口にする
 事がなかった。暮れに知人に送っていただいて、早速食したのだが旨味
 だけでなく、いろんな事が思い出されて懐かしいひと時を過ごした。
 しかし40数年間、でべら ではなく でびら だと思い込んでいたのは
 迂闊だった。思い込みとは、こんなものですかねぇ。
 書簡 その152  寒の入り                                    (平成18年1月5日)
 
 今日から節分までの間が、寒の内(寒中)。最も寒いといわれる大寒は15日後。今年の寒さは
 どうなってるんですかねぇ。暖冬が続いて、地球温暖化などと言われ、暖かい冬に馴れた身には
 染みわたる冷気です。(年のせいかも)それでも子供の頃、校庭の水溜りが凍って、そこでスケート
 遊びをしたことを思い出して(東京で、ですぞ)チョッピリ温かい気持ちになりました。
 
 近頃、手袋をしている人を見かけませんでしたが、今年はちらほら見かけます。正直なもんですねぇ。
 防寒怠りなく、風邪にはくれぐれも気をつけましょう。
 
 書簡 その151  あけましておめでとうございます。                     (平成18年1月1日)
 
 私の勝手なつぶやきを、毎日、何十人もの方々に観て頂いていると思うと、力が入ります。
 今年もいろんな事に興味を持って、野次馬精神を維持。自分が楽しみながら綴り続けます。
 皆様の情報も、掲示板の方に書き込み、よろしくお願い申し上げます。質問も歓迎です。